【花見小路】たった4手番でなぜこんなに濃くて面白いのか?!美しさの中に凝縮された本格的な心理戦!

【花見小路】たった4手番でなぜこんなに濃くて面白いのか?!美しさの中に凝縮された本格的な心理戦!

2024年1月24日
ねこみ
ねこみ

今回はゲーマー歴20年以上
のゲーム大好き夫婦
花見小路
徹底レビュー!

すずた
すずた

どういうゲームなの?

2人プレイは面白い?

という点も、分かりやすく
まるっとお答えします!

 

詳細情報

タイトル/title花見小路/Hanamikoji
定価1,980円(税込み/2020年時点)
ゲームデザイン中山宏太
2人プレイ◎ →2人専用!
おすすめする方心理戦を楽しみたい方
駆け引きを楽しみたい方
時間に対する満足感が高いものをお探しの方

 

※現在入手困難となっております
 ごくまれに駿河屋さんで入荷する場合が
 ありますので、お探しの方は入荷通知等
 設定されることをオススメします!

▼駿河屋

ボードゲーム花見小路 多言語版 (Hanamikoji)
ねこみ
ねこみ

それでは詳細を
見ていきましょう!

 

どういう面白さのゲーム?

1人たったの4手番で遊べる!
なのに、濃い駆け引きが楽しめる傑作

  

ゲームの特徴
  • 7人いる芸者の気を引きあうゲーム
    4人の芸者を迎えるか、
    魅力値を11以上獲得すれば勝ち
     
  • 手番で行うことは4種類だけ
    それらを『必ず』1回ずつ
    好きな順番で交互に行うだけ
     
  • 自分が何かを選択するときは、
    常に相手の狙いを意識する必要があり
    コンパクトながら濃い心理戦・
    駆け引きが楽しめる
     



となっています 

 

芸者さんは7人!
なんて美しいアートワーク

 

このゲームは、場に7人の芸者カードが

並べられ、それぞれに一致する手札を

場に出していき、各場所について

お互いが出したカード枚数を比べて

より多く出した方が対応する芸者を

迎えられる、というゲームになっています

  

構造的にはバトルラインや双子の王子と

同じゲームなのですが、

大きく違うところが3つあります

   

アクションの種類が4つある

②4種類のアクションをそれぞれ必ず
 1回ずつ行う必要がある

③大抵の場合、4手番ずつで決着がつく

ということです

   

この3つの違いが想像以上に大きく、

箱も時間もコンパクトなのに

高い満足感を生み出しています

 

アクション1!
得点フェーズで参照するカードを一枚忍ばせます

 

アクション2!
手持ちのカードを2枚捨て札にします
※こちらは得点フェーズでもカウントしません

 

アクション3!
手札から3枚を選び、相手に1枚を選んでもらいます!
お互い得たカードを配置出来ます

 

アクション4!
ペアを2組作り、相手にどちらかを選んでもらいます!
お互い得たカードを配置できます

 

また、勝利条件は

①芸者を4人迎える
 (4つの場でそれぞれに一致する
  カードを最多枚数を出している)

  

②魅力値を11以上獲得する
 (獲得した芸者カードの数字合計が
  11以上)

  

となっていますが、各カードの枚数に

仕掛けがあり悩ましさを増しています

 

各カードは数字と同数の枚数あるので
場に出たカードと相手の手札を読む必要があります

  

具体的には、魅力値2の芸者さんに

一致するカードは2枚しかなく、

3の芸者さんに一致するカードは

3枚しかない……というように、

魅力値=カードの枚数という仕掛けが

なされています

  

魅力値での勝利を狙うと、

魅力値が高い芸者さんは全体枚数が

多いので確保が難しく、

魅力値の低い芸者さんは全体枚数が

少ないので簡単に確保できてしまう、

というジレンマが生まれてきます

 

遊べば遊ぶほどに

よく考えられたゲームだな……と

感嘆の息が漏れてしまう、

余分がそぎ落とされ

洗練された面白さのゲームです


すずた
すずた

うーん、今2を渡すと
確保されちゃうしな~
でも5は渡したくないしな……

ねこみ
ねこみ

うぇ~~い!!!
ほらほら、いい感じの
カードちょーだいよ!

すずた
すずた

これがさー、難しいんだよ
どれも渡したくないカードなんだよね!

ねこみ
ねこみ

『必ず』やらなきゃならないから、悩んじゃうよね~


みたいな会話が交わされるイメージです

 

実際のプレイ時間は?

初回は20分、慣れると10分~

 

最初はルール説明に少しかかるかと

思います

(これだけで遊べるの?!という
 驚き・衝撃で飲み込むのに
 時間がかかると思います)

 

慣れてしまうとサクサク遊べるので

いつでもどこでも気軽に遊べちゃいます 

 

2人プレイは面白い?

「お好きな方をどうぞ!」
うーん、悩ましい…って
どっち選んでも同じじゃん!

2人専用!

 

初対面同士というよりは、

気心の知れた方と遊ぶのがオススメです! 

 

気になった点は? 

 

現在入手困難なところ

 
大変面白い本作ですが、

残念ながら現在入手困難となっています

  

再販にコストがかかってしまう

アナログゲームならではの難しさですが、

再販された際はぜひ手に入れてほしい

オススメの作品です!

 

ゲームデザインもアートワークも
プレイ感も全てが美しい

 

どういう人におすすめ?

心理戦を楽しみたい方

駆け引きを楽しみたい方

時間に対する満足感が高い作品をお探しの方

 

におすすめです

 

ねこみ
ねこみ

ふっと気が向いたときに
いつでも本格的な
駆け引きのゲームが
遊べるのがいいよね!

すずた
すずた

美しいイラストも魅力的
ぜひ再販してほしいよね!

ねこみ
ねこみ

あーーーー! 話してたら
遊びたくなってきた!

すずた
すずた

では、今回はここまでです
どうぞ素敵な1日を!

▼駿河屋

ボードゲーム花見小路 多言語版 (Hanamikoji)